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KYB(カヤバ)のデータ改ざんは内部告発で発覚?何が危険で注意が必要か!

KYB(カヤバ)のデータ改ざんは内部告発で発覚?何が危険で注意が必要か!日本の名門企業の不祥事が続いております!東芝・日産自動車・神戸製鋼・そしてKYB(カヤバ)と!今回の改ざんはカヤバ子会社の内部告発と言われてますが一体何があったのでしょうか?その真相と我々が注意すべき事について確認したいと思います。

目次

データ改ざんは内部告発!?

結論から言うと、子会社の元社員による内部告発です。

カヤバの子会社である、カヤバシステムマシナリーの元従業員とされてます。

具体手に何のデーターをどの様に改ざんしたのかは公表されておりませんが

書き換え行為として下記がHPに記載されてます。

書き換え行為の内容

通常手順と書き換え行為の具体的内容は、以下のとおり 1) 通常手順:性能検査工程において基準値から外れた場合は、製品を分解し、基準値に入るまで 調整を実施 2) 書き換え行為:性能検査工程において基準値から外れた値を書き換えし、検査記録として提出

ほとんどのデーターは取引先と秘密保持契約をしており

その取引先の要求に応じて部品を制作し納入してます。

KYB(カヤバ)の場合、今回は免震オイルダンバー・制振オイルダンパーが対象で主に高層ビルやマンション等の建造物に使用されるものになります。

また、HPによれば従業員による指摘から今回の発表に関する経緯については下記の様に報告されてます。

1) カヤバシステムマシナリー株式会社において、同社従業員による性能検査記録データの書き換 えの疑いがあるとの指摘を契機に社内調査を開始し、その結果、書き換え行為の禁止を指示(9 月 8 日)

2) 1)の社内調査結果についてカヤバシステムマシナリー株式会社から報告を受け、KYB 株式会 社内に対策本部を設置し、調査を開始(9 月 12 日)

3) 調査の結果、性能検査記録データの書き換えの事実があったとの結論に至り、国土交通省に対 し報告(9 月 19 日)

4) 以降、対象製品及び対象物件の特定ならびに基準値から大きく乖離した物件の安全性検証のた めの構造計算実施

5) 外部調査委員会を設置(9 月 26 日)

6) 10 月 5 日以降、大臣認定の仕様とは異なった材質のピストンまたはパッキンが使用されていた ことが判明し、国土交通省に報告

7) その後、対象物件に橋梁が含まれることが判明し、国土交通省に対し報告(10 月 9 日)

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子会社のカヤバシステムマシナリーとは

カヤバグループに属し100%カヤバの子会社となります。

未上場で下記の構成となってます。

設立:2004年

本社:東京都港区

資本金:7億円

従業員:201名

何が危険で注意が必要か!

ご存知の通り、KYB(カヤバ)は日本を代表する大企業であり

多くの大企業とも取引をしており

使われている製品は膨大になります。

どこまで危険なのか!

結論から言うと、今すぐ生命に関わる非常事態ではない!

なお、KYB(カヤバ)を擁護しているわけではありません。

理由として

建造物に付加価値として装備されている装置であり、地震が発生しなければその機能は発揮されません。世の中にはそのような装置が設置されていないビルやマンションがほとんどです。

よって、性能は100%ではなくても付いていない建造物からするとよほど安全という事になります。

ただし、設計によってはその免震・制振装置の能力を考慮して強度を決めている建物があるとすればこれは、地震が来た際に本来の強度を保てない可能性があり、住民や利用者にとっては不安なものになるでしょう。

ただし、15年以上この製品は世の中に出回って実績があり

それが原因となった大きな問題が起きていない。

*ただし、証明されないだけで起因している可能性はあります。

データーを改ざんする事は、

誠実なビジネスではありませんし、企業のモラルとして決してやってはなりません。

試験そのものは正規品で、量産品を改ざんするという

悪徳な行為をしていたのであればこれは犯罪行為に匹敵します。

実はもっと心配している事

中国や韓国、他の国から輸入している同じようなオイルダンバーは本当に

スペック通りまたは日本の規格ほどの材料なのでしょうか?

と言う事です。

また、KYB(カヤバ)だけでなく他の日本のメーカーは

同じ不正をしていないのか?という事です。

日本の古い習わし、オールドジャパンの企業は

体質が官僚的になり、かなり腐敗している可能性があります。

そうなるとどこかで権力を持った人が抜け道を利用し不正を働く事が考えられます。

他の伝統ある日本の会社が同じ様な過ちを犯してないと祈るばかりです。

まとめ

・データー改ざんの発見は、子会社の元社員による内部告発であった

・今すぐ生命に関わる危険はない

ただし、使われている建造物やその設計によっては

安全性に問題がある可能性も0ではありません。

今後の情報を、常にチェックするようにしましょう!

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