神戸製鋼復活の可能性とそのシナリオは?外資か国の支援[国税投入]か!繰り返し根深い不正問題が発覚し危機的な状況の神戸製鋼!このまま突き進めば連結3万人以上の従業員は路頭に迷う!沈没しかけている神戸製鋼は復活の可能性があるのでしょうか?今回はそのシナリオを考えてみたいと思います。
目次
神戸製鋼復活の可能性
現時点で不正の全貌がすべて明らかになっていない状況では
判断はできませんが、復活の可能性は残っていると考えます。
それは・・・
一度倒産、精算する事です。
おそらく、アメリカ司法省が動き出したので
膨大な制裁金を要求する訴訟を起こす可能性が高いと考えます。
それを会社を維持したまままともに払っていたら、
会社は復活できません。
日本の法人には、倒産し精算するという徳政令があります。
これを利用して一度精算する事が手取り早いと考えます。
銀行筋は、膨大な株を持っているので負債となり
やりたくないシナリオですが、将来取り戻せます。
*残念ながら
ここで、銀行を守るのに税金が使われる可能性もあります
一度精算し、次の経営者に0から託して復活し
上場を再度果たせば、そこで膨大な上場利益を稼げます。
とはいえ、前提はすべての不具合を明確にし
後から何も出てこない事が前提となります。
(後から出てきたら、新会社の復活の大きな妨げになるので
すべての膿を出し切るのが前提です。)
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部分的に生き残る道
こちらの方が現実的ですが
部門を切り売りする方法があります。
(日本の企業に売る事を前提にしてます)
神戸製鋼の名前は無くなるかもしれませんが
技術やノウハウ、社員は生き残れます。
業界の再編にもなりますので、ある意味一石二鳥かもしれません。
問題は、どの部門をどこに売るのか!?となりますが
これは部門の内容と相手次第です。
外資か国の支援[国税投入]か!
身売りする場合は、外資か国の支援かとなりますが
どちらも国民感情的には面白くありません。
外資の場合
外資と言っても最近は中国や台湾企業が力を持ってますので
日本の技術の流出につながります。
また、欧米であっても状況は同じで歯止めがかかりません。
M&Aは実は70%が失敗するとデーターもあり
結局文化が合わず衰退する可能性が高くなります。
(30%の成功に掛けるのも手ですが)
おそらく移籍した社員は間違いなくリストラの対象となります。
国の支援
これは国民の反感が一番多いシナリオで
国税をつぎ込んで支えるパターンです。
アメリカまたはその他の国に訴えられて
その損害を国が肩代わりするのは
相手には誠実な対応ですが、
要求そのものが常識を超えて、度がすぎている可能性があり
それを税金で賄うのはかなりの抵抗がありそうです。
まとめ
神戸製鋼は復活する!
ただし、その前に大きな痛みを伴う。
最短は、一度精算し借金を帳消しにして
新たにスタート切る。
これに限ります。
ここまでの企業になると、国民が全く関係ないとはなりません
どの過程においても何らかの税金が使われます。
国のためにも、自分たちのためにも、働く社員の為にも
みんなで知恵を出してこの難局を乗り越える必要があります。
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