とうとう韓国のハククネ大統領が辞任となりました。
昨年から連日、週末に大規模デモが発生し騒いでましたが
日本は、レベルの低い森友問題で火が付いていて
危険な韓国の状況をスルーしている感が強いです。
危険な話に行く前に、ハク・クネ氏は結局何したのか
もう一度よく理解したいと思います。
主な容疑
- 不正資金の調達
- 国家機密の情報漏洩
ハク・クネ氏は、韓国の18代大統領で、
親も5〜9代大統領のパク・チョンヒ大統領との事で
産まれながら政治の世界にいた方なんですね。
まずは、不正資金の調達ですが
今回は、側近含めて3人の逮捕者が出てます。
大統領の絡んだ財団が、企業に圧力をかけて資金を集めた事になってます。
このうちアンボンノム氏が、大統領の指示でやった事をほのめかしているので
この不正な資金調達が大きな容疑と言われてます。
国家機密の情報漏洩では
友人のチェスンシル氏に、大統領のスピーチや政府の人事案件について
漏らしていただけではなく、相談していたとの事です。
これは、チェスンシル氏が白状してます。
昨年に、今年の4月に辞任すると言ってましたが
これだけ証拠が多くあるのに
「自分は悪くないけど、世の中を騒がせたから辞任します」的な
態度に国民は激怒し、最終的に弾劾となりました。
結局、辞任ではなく弾劾で失脚となりました。
韓国の歴代大統領は、いつも悲惨な末路となってます。
何かやってきた事が一度に跳ね返ってきている印象ですね。
失脚は、ともかく
今、韓国は非常に軍事、経済的にも非常に危険な状態です。
何が危険かというと
軍事的側面
北朝鮮が、核、ミサイル開発を進めており緊張が高まってます。
アメリカの特殊部隊が準備している等の情報のありましたが
北の経済も中国との関係悪化から非常に厳しく
情勢が不安定となってます。
経済的側面
失業率が2001年の通過危機時並みの状況である韓国は
若者の失業率が高く、貧困の差も拡大してます。
また、中国との関係が、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の影響で
悪化し観光客も激減しています。
日本は、韓国、中国と主に貿易をしているので
他人事ではありません。
2015年の状況は
輸出
- アメリカ
- 中国
- 韓国
- 台湾
- 香港
輸入
- 中国
- アメリカ
- オーストラリア
- 韓国
- サウジアラビア
日本も経済が安定している訳ではなく、その環境で
中国のバブル崩壊、韓国の大不況を目の前にしており
非常に大きな経済リスクを抱えている状態です。
・輸出入が動かなくなったら結局日本も不景気になります。
国会では、森友学園よりも
国家レベルの経済リスクをどの様に回避するか
よく議論してもらいたいものです!
ぶりでした。今日も、ありがとうございます。 スポンサードリンク